コア・カリキュラムの記載内容について、実習を通じて学習します。患者を通じて学習できない範囲は、小講義ならびに自己学習で補うようにして下さい。
臨床実習では知識・技能および医師・社会人としての基本的態度を修得することを求めています。リウマチ・膠原病科としては、知識・技術として、実習目標に掲げた5つの点について、評価します。また、医師・社会人としての基本的態度としては、積極性、時間厳守、自己学習の観点に注目し包括的に評価し、提出課題で指導医が採点します。
平田信太郎(教授)、吉田雄介(助教)、杉本智裕(助教)、渡辺裕文(助教)
リウマチ・膠原病科 TEL: 082-257-1583(リウマチ・膠原病科教授室) TEL: 082-257-5555(病院代表)
※質問がある際は、082-257-1583(リウマチ・膠原病科教授室)に電話にて連絡すること。
※病気等で欠席・遅刻・早退する際は、082-257-1583(リウマチ・膠原病科教授室)に必ず 電話にて連絡すること。
関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、皮膚筋炎・多発性筋炎、混合性結合組織病、血管炎症候群、シェーグレン症候群、抗リン脂質抗体症候群、ベーチェット病、IgG4関連疾患
日程表はこちら
令和5年4月1日以降の最新版日程表は、広島大学オンライン学習支援システム(Bb9)を
ご覧下さい。
4週間の限られた期間で行われる本実習は,モデル・コア・カリキュラムに準拠し,かつクリニカル・クラークシップ(診療参加型臨床実習)を導入することにより,効率よく実習を行うことを目指す。クリニカル・クラークシップの目的は,「学生が実際の診療チームに参加し,その一員として診療業務を担当することによって,医師としての職業的な知識・思考法・技能・態度の基本的な内容を学ぶこと」である。単なる知識・技能の習得や診療の経験にとどまらず,実際の医療現場における判断や対応,および治療に関する思考(臨床推論)を養うことを目標としている。
担当症例の問題点を明確化し、その解決法について学ぶ。
当科および関連病院の外来を見学し、数多くの膠原病患者と接する。
第4週に担当症例の発表を考察とともに行う。
感想文をA4 1枚のレポートにまとめて、最終日に提出する。
・提出先・・・リウマチ・膠原病科 E-mail: hrheumatology@hiroshima-u.ac.jp ・タイトル・・・リウマチ・膠原病科 アドバンストコースを実習して指導医による全体的な行動(パフォーマンス)の評価、教授回診での患者提示のでき具合、カンファレンスでのプレゼンテーションの内容、記載したカルテの内容の評価などによる総合評価で行う。
月曜日8時半に中央研究棟2階201号室に白衣、聴診器持参で集合すること。
(月曜日が祝日の場合は、火曜日の8時半に中央研究棟2階201号室に集合)
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※学外実習の前日に、各病院の指導担当医に、必ず電話にて連絡すること。
※学外実習 ・・・ 祝日の場合は中止とする。指導担当医が不在の場合も中止とする。
教 授 : 平田 信太郎
助 教 : 吉田 雄介・杉本 智裕・渡辺 裕文
おやまクリニック・リウマチ科・内科 院長:小山 徹
県立広島病院 リウマチ科 主任部長:前田 裕行
野島内科医院 院長:野島 崇樹
広島赤十字・原爆病院 リウマチ科 部長:澤部 琢哉
東広島記念病院 リウマチ・膠原病センター 院長:岩橋 充啓
広島市立広島市民病院 リウマチ・膠原病科 主任部長:大岩 寛
広島大学病院 リウマチ・膠原病科 平田 信太郎
TEL:082-257-1583(リウマチ・膠原病科教授室)
1.医療法人社団 小菅会 おやまクリニックリウマチ科・内科 院長 小山 徹
〒730-0001 広島市中区白島北町10-10
TEL:082-511-3535
2.県立広島病院 リウマチ科 主任部長 前田 裕行
〒734-8530 広島市南区宇品神田1丁目5番54号
TEL:082-254-1818(代表)
3.医療法人社団 慶広会 野島内科医院 院長 野島 崇樹
〒731-5127広島市佐伯区五日市2丁目9-4
TEL:082-922-5552
4. 広島赤十字・原爆病院 リウマチ科 部長 澤部 琢哉
〒730-8619 広島市中区千田町1丁目9番6号
TEL:082-241-3111(代表)
5. 東広島記念病院 リウマチ・膠原病センター 院長 岩橋 充啓
〒739-0002 東広島市西条町吉行2214番地
TEL: 082-423-6661(代表)
6.広島市立広島市民病院 リウマチ・膠原病科 主任部長 大岩 寛
〒730-8518 広島市中区基町7番33号
TEL: 082-221-2291(代表)
1年目で行った研修を基に,リウマチ性疾患の診断,治療についてより深い知識を修得し,専門医を目指す上で必要な基本的な診察手技を習得するための研修を行います。
【専門領域】
リウマチ・膠原病
【対象代表的疾患と診断・治療】
代表的疾患
関節リウマチ,全身性エリテマトーデス,強皮症,多発性筋炎・皮膚筋炎,血管炎,等
代表的治療
ステロイド,免疫抑制剤,生物学的製剤(TNF阻害,IL-6阻害など),JAK阻害薬,等
【一般目標】
(1)リウマチ性疾患についてより深く研修する。
【行動目標】
(1)リウマチ性疾患の診断アプローチについて理解する
(2)関節の診方を習得する
(3)不明熱の診断アプローチを習得する
(4)免疫不全患者における感染症に関する知識を習得する
(5)適切なステロイド剤,免疫抑制剤,抗菌薬の使い方を習得する
関節痛,発熱,皮疹などのリウマチ性疾患を疑わせる症状,全身を診るための総合内科的なアプローチ,ステロイド療法,免疫抑制剤の使用方法,関節穿刺,関節エコー等
リウマチ・膠原病科の研修は病棟研修が基本である。外来診療では初診患者の問診を担当し,その後診断的なアプローチについてチェックを行う。また,指導医について関節の身体所見の研修を行う。
【病棟研修】
月曜から金曜まで病棟での研修を行う。主治医たる指導医1名の下,副主治医になる。
【外来研修】
診断力を上げるための問診技術の習得を指導する。初診外来問診や外来急患対応なども病棟医や指導医の指導のもとに行う。
【検査・手術】
リウマチ性疾患に関わる検査を理解するための指導を行う。
【講義・カンファレンス】
毎週1回外来棟でカンファレンスが行われる。毎週月曜日は午前中に教育的な病棟総回診(平田)を行う。火曜日は16:30から呼吸器内科との合同症例検討会を行う。適時ミニレクチャー(吉田,杉本)を組み入れている。その他,基本的に毎日朝回診(8:30),夕のまとめ(16:30頃,入院患者の振り返り)を行う。 研修終了時には,印象に残った症例1例について症例発表を行う。
【評価方法等】
4週間ごとに評価し,最後に総合評価をする。
|
午 前 |
午 後 |
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月 |
カンファレンス, 病棟回診 |
病棟対応,夕まとめ |
火 |
朝回診,病棟・外来急患対応 |
病棟対応,カンファレンス(呼吸器科合同) |
水 |
朝ミニレクチャー,病棟対応 |
病棟対応,夕まとめ |
木 |
朝回診,病棟対応 |
病棟対応,ジャーナルクラブ |
金 |
朝回診,病棟対応 |
病棟対応,夕まとめ |
【専任指導医(主治医)数とその役割】
リウマチ・膠原病科:吉田 雄介助教,杉本 智裕助教,渡辺 裕文助教が直接の研修医の指導を担当する。
【上級指導医(准教授・講師)の明記とその役割】
リウマチ・膠原病科:
研修医を指導するとともに,研修目標が達成できるよう専任指導医を指導する。
【全体の統括指導医(教授)の明記とその役割】
リウマチ・膠原病科:平田 信太郎教授
研修医を指導するとともに,専任指導医の報告を受け,研修医の評価を行う。